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毎日連絡をとる、付き合ってない女性の関係が、いちばん心を消耗させる理由

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おはよう、で始まって、おやすみ、で終わる。今日どんな一日だった、と、会えない日も、やり取りが続く。付き合っているわけではない。でも、彼女からの返信が来ないと、そわそわしている自分がいる。他の男の話が出た瞬間に、なぜか機嫌が悪くなる。付き合ってないんだから、と自分に言い聞かせるたびに、胸の奥が、ざわつく。

目次

毎日の連絡は、それだけで、気持ちを育ててしまう

まず、知っておいてほしいことがある。毎日連絡をとる、という習慣そのものに、気持ちを育てる力がある、ということだ。

考えてみてほしい。おはようを言い合い、その日あったことを共有し、弱音を吐き、さりげなく気遣う。これは、付き合っているカップルが、毎日やっていることと、中身が、ほとんど変わらない。ラベルがないだけで、やっていることは、恋人そのものなのだ。人の心は、ラベルではなく、この、日々の積み重ねのほうに、反応する。だから、恋愛だと意識していなかったのに、いつのまにか、その人の声を聞かないと一日が始まらない、という状態になる。実際、毎日連絡が、気づかないうちに気持ちを育ててくれていた、と振り返る人は、多い。あなたが、なぜか惹かれているのは、意志が弱いからではない。毎日連絡をとる、という行為に、もともと、そういう作用があるからだ。

ラベルがないと、脳は空白を、期待で埋める

問題は、ここからだ。やっていることは恋人同士なのに、この関係には、名前がない。そして、名前のない空白は、心を、妙な不安定さの中に、放り込む。

恋人同士なら、返信が遅くても、まあ、忙しいんだろう、で済む。関係が、確定しているからだ。でも、付き合っていない相手だと、同じ遅れが、まるで違って感じられる。既読がつかない時間が少し長いだけで、そわそわする。他の女性と話しているのを想像して、落ち込む。ここで、あなたの脳は、確定していない空白を、勝手に埋めようとする。しかも、埋めるのは、たいてい、いちばん都合のいい期待か、いちばん不安な想像だ。この関係は、脈ありなんじゃないか。いや、自分は、ただの相談相手にすぎないんじゃないか。答えが確定していないから、心は、この二つの間を、永遠に、往復し続ける。付き合っているときより疲れるのは、まさに、この、宙ぶらりんの往復運動のせいだ。

だから、あなたが向き合うべきは、たった一つの問いだ

もやもやを解くために、いろいろなことを考えたくなる。相手は自分をどう思っているか。あの返信は脈ありか。でも、本当に向き合うべき問いは、もっとシンプルで、一つしかない。

この関係は、どこに向かっているのか。そして、それを、二人が、同じように、分かっているのか。心を消耗させているのは、相手の気持ちが分からないこと、そのものではない。この関係の行き先が、宙に浮いたまま、ずるずると続いていること、のほうだ。ここを、曖昧なまま放置しているかぎり、往復運動は、止まらない。

あなたの状況は、たぶん、この四つのどれかだ

そして、その行き先は、あなたが今、どのパターンにいるかで、変わる。体験談を整理すると、だいたい、四つに分かれる。

一つ、まだ言っていないだけで、両想い

一つ目は、いちばん、幸運なパターンだ。二人とも、毎日の連絡の中で、すでに気持ちが育っている。ただ、まだ、どちらも、それを言葉にしていないだけ。酔った勢いで、もっと深い関係になりたい、と伝えたら、相手も同じ気持ちだった、という話がある。長年ただの友達だった相手から、突然プロポーズされた、という話もある。もし、これなら、必要なのは、一歩、踏み出すことだけだ。

二つ、あなたは恋、相手は「気の合う友達」

二つ目が、いちばん、多くて、つらいパターンだ。あなたは、恋をしている。でも、相手は、あなたを、相談しやすい友達、気の合う後輩、くらいにしか思っていない。相手が他の異性の話をした途端、機嫌が悪くなる。返信を、ずっと待っている。このギャップの中に、長くいると、心は、確実にすり減る。

三つ、あなたは、便利な感情の受け皿になっている

三つ目は、二つ目の、少し残酷な発展形だ。相手は、あなたに、恋愛の相談や、愚痴を、毎日送ってくる。でも、その相手には、ちゃんと本命がいて、あなたは、その本命への不満を受け止める係になっている。ある人は、女性が別の男性と本気で付き合い始めても、相談の頻度が変わらないことに、違和感を覚えた、と話す。自分は、便利な感情の受け皿として、使われているだけではないか、と。もし、これなら、あなたが大事にすべきは、相手ではなく、自分の時間と心のほうだ。

四つ、習慣だけが残った、未練

四つ目は、少し、種類が違う。元恋人と、別れたあとも、なんとなく、毎日連絡を続けている。おはようも、今日の出来事も、習慣として、送り合っている。でも、相手の返信は、だんだん事務的になっていく。そして、新しい人と付き合うことになった、と報告された瞬間、胸に、大きな穴が空く。この場合、毎日の連絡は、つながりではなく、未練を、長引かせる装置になっている。

心を守るのは、はっきりさせる、その勇気だ

四つのどれであっても、答えは、同じ方向を向いている。この、宙ぶらりんを、終わらせることだ。そして、それには、勇気がいる。

毎日連絡をもらっていると、つい期待してしまう、と、正直に伝えた女性がいる。もうこれ以上は関われない、と、はっきり線を引いた男性がいる。どちらも、勇気のいることだった。でも、体験談を読むと、面白いことに気づく。伝えたあと、関係が少しぎくしゃくしたり、連絡が減ったりしても、多くの人が、すっきりした、と言っているのだ。宙ぶらりんの苦しさは、はっきり振られる苦しさよりも、性質が悪い。前者には、終わりがないからだ。確かめることは、怖い。でも、確かめないまま毎日連絡を続けることのほうが、長い目で見れば、あなたを、もっと削っていく。

誰かの領域に、足を踏み入れていないか

最後に、一つ、別の角度からも、書いておきたい。もし、その毎日連絡している相手に、恋人や、配偶者がいるなら。この話は、あなただけの問題では、なくなる。

相手に彼氏がいるのに、毎日、弱音の相談を受けている。既婚の相手と、家庭の愚痴を、毎日、吐き出し合っている。最初は、ただの友達のつもりでも、毎日の連絡は、静かに、心の距離を縮めていく。ある人は、相手の配偶者が、最近機嫌がいい、と話すのを聞いて、はっとした、という。自分たちの心地よさが、誰かの家庭に、影響を与えているかもしれない、と。心の隙間を埋め合う心地よさは、気づかないうちに、踏み込んではいけない領域に、足を入れさせることがある。ここは、心地よさに流される前に、線を引いておいたほうがいい。

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